佐藤雅彦とユーフラテス(佐藤研OB)が“COLOR OF 10”向けに出展した"midnight animation"という作品が書籍化。この作品は、赤と緑の点滅光(ストロボ)のもとで付属のカードを見ると絵柄が動き出すというもの。モニターをストロボとして代用するアイデアは岩井俊雄の「時間層」シリーズにも通じるものがあるね。9月下旬にリリース予定。
僕のことを「クール」とか「落ち着いている」っていう人が結構いるんだけど、それって単純に物事を解釈するのに少々時間がかかっているからなんだよね。だから自分はとても要領が悪かったりするんだけど。そういうタイプだから、普通の人がインパクトの大きいものをドーンと見せられてワーって直ぐに感動するものって、なんだか自分の場合は置いてけぼりになってしまうんだよ。
どちらかというと、ちょっと遅れて後から「そうか、なるほど!」って感動するようなもの。深澤直人が言っていた"Later WOW"という感覚を持つプロダクトやコンテンツ、そういうものに心が揺さぶられる。多分、それが自分の物事も解釈するテンポに合っているからだと思うんだけど。例えばピクサーとかジブリとかももちろん好きで見るよ。でも佐藤雅彦+ユーフラテスのアニメーションが好きなのは、そこに仕組みの面白さがあるからなんだよね。仕組みっていうのは、パッと見ただけではよくわからない。でも、ちょっと考えてみた後に「おぉー!」って思う瞬間。それを「やられた感」と僕は言うんだけど、そういう瞬間がとても好きで好きでたまらないのです。だから前のエントリーに書いた"RAINBOW IN YOUR HAND"も、好きな理由は同じ。「これがこう来て、するとこっちがこう来て、だからこれがこうなって、するとこう来るから、最終的にこうなるのか。なるほど。」っていう流れ。 悔しさにも似た喜びが、そこにある。







