Gallery KoyanagiでOlafur Eliasson の"Feeling things"を見る。
作品はいくつか展示されていたけれども、奥まった部屋にある映像作品が面白い。まずスクリーン全体に映し出された街の映像が流れ始める。しばらくすると、その映像は脈略なく画面を2つに分断した。そして、その2つの動く映像の境界が左右に揺れ動くうちに、片一方の映像が歪んだり、反転していることに気がつく。僕らは、その映像が大きな鏡が取り付けられたトラックをカメラで映していたものであることを理解し、曖昧な境界線で分けられた2つの景色が、ひとつの現実世界に同居していることを認識する。そんな作品。
瀬戸内国際芸術祭の会場のひとつだった豊島で見た、人口の霧に浮かび上がった虹を見る作品。銀座で見た作品と比較すると、なんだか少し作風が違うなと思ったよ。ほかには一体どういう作品があるんだろう。僕らはOlafur Eliassonのことを、もう少しだけ探ってみたくなった。
その後、The Peninsula TokyoのPeterで食事をして(いささかパンを食べ過ぎたが...)、外苑前へと向かって映画「脇役物語 | Cast Me If You Can」の公開パーティーに参加した。そして前からもやもやしていたことで、やった明らかになったことがある。それは、僕らはたんなる偶然として、ここ東京という都市にいるんだっていうこと。3年後にはナイロビやケープタウンやブエノスアイレスにいるかもしれない。パナマかプラハかブタペストにいるかもしれない。だから、僕らは海外に行こうということを志向するしないに関わらず、もうそういう状況に自分が置かれているっていうことなんだ。そんなことが明らかになった土曜日の夜。


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