ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が携帯電話を活用した発展途上国向け金融サービスを支援するプログラム「非銀行利用者層のためのモバイルマネー(The Mobile Money for the Unbanked)」を発表。携帯電話事業者や銀行、マイクロファイナンス機関、政府開発機関と協力しながら、これまで銀行を利用していなかった層でも安い料金で利用できるモバイル金融サービスを普及させるという目的。
助成金のうち500万ドルは、モバイルネットワーク事業者が新しいサービスを生み出すための支援に使われる。これまで銀行を使っていなかった途上国の2000万人に対して、2012年までにモバイル金融サービスを提供することを目標としていて、特にアフリカ、アジア、中南米を中心に、発展途上国で 20件のプロジェクトを支援する。
確かに送金するにも銀行のアカウントを持っていないというケースがある中で、モバイルアカウントを使った金融サービスっていうニーズは非常に高いと思う。ケニアのSafaricomがやっているM-Pesaが最たる例。途上国で一番普及している社会インフラって、電気、水道、ガスなんかよりも、実は携帯電話だったりするからね。日本でも銀行法
改正によって、これまで銀行だけに認められていた国際送金などの為替取引業務を、銀行以外にも開放するという流れがあるよね。であれば、例えばカンボジアから日本に出稼ぎ労働者として来ている人が、カンボジアの地方の村に住んでいる家族に対して、携帯電話を使って海外送金することもできるようになるかもしれない。これまで銀行がやっていた送金サービスよりも手数料を安くすれば、こういうのって結構広がるかもしれないよね。
いまISL社会イノベーションセンターで「モバイルを使って社会的課題を解決する」という壮大なテーマを自分が掲げてしまっているので、この辺のケースもちょいちょい追っていきたいところ。仕事が思った以上に忙しくなってきてしまって、正直両立させるのがめちゃくちゃ大変になっているんだけれどね... でも、がんばります。


Comments